ポリ乳酸プラの欠点を補完したMOG-A1菌の菌糸由来のキチンナノファイバーを混和したPLA。


   MOG-A1菌の大量培養プラントを造ることで、無限に「キチンナノファイバー」を製造できる。


 現在は「カニ殻」から製造しているが、この原料は「有限資源」である。
 漁獲量に制限される。
 MOG-A1菌の菌糸は・・・作ろうと思えば無限である。
 この菌糸からは、キチンナノファイバーとセルロースナノファイバーが同時に作れる。
 更に・・・ナノサイズより大きく長いキチンファイバー、セルロースファイバーも作ることが出来る。
 これは「サルノコシカケ」に見られるような堅牢な表皮を作っている。

 PLAにキチンナノファイバーを混和することで、廃棄物として土壌に施与した場合、
 土壌内細菌のエサとなり、混和しないPLAより早くキチン質は分解されるために、
 PLAの放線菌による分解は急速に早まる。

 現在のPLA使用の設備がそのまま利用可能である。

 MOG-A1菌の大量培養プラントの建設が急務である。
 

 MOG-A1菌の菌糸から製造した
 キチンナノファイバー、セルロースナノファイバー溶液。
 スラリー状態。
  これをタルクなどに担持させる。
 
   石臼粉砕で容易に作れる。 


  ちなみに・・・・
   現在の流通している市販価格(カニ殻由来のキチンナノファイバー)
     2%溶液  10L   ¥40000-
      キチンナノファイバー 200grのスラリー状のようです


     MOG-A1の「多積層液体培養」は
       丸紅((株)で行う予定で進めています。
MOG-A1菌の菌糸を大量培養できる「多積層液体培養法」の開発によって、
MOG-A1菌由来の「キチンナノファイバー」「セルロースナノファイバー」が簡単に大量製造できる。
PLAの欠点をキチン、セルロースナノファイバーとフィラーとしてタルクなどを混和することで、
結晶化の遅さを改善、強度を改善し、整形残渣、廃棄物の分解速度をキチン、セルロースナノファイバーを
混和することで速めることが出来る。

  キチン   融点  300℃
         沸点  737,18℃

  PLA    融点  170℃

      3Dプリンター用の熱溶解温度   PLA  180~230℃    約50℃で歪み
                           ABS  230~280℃     100℃まで変形なし

    ## キチンの融点300℃ PLA熱溶融でもキチン、セルロースは変化なくフィラーとともに混和出来る
        可能性を持っている。

    ## MOG-A1菌由来のキチンナノファイバーは、ほとんど全ての
        PLA製品に混和することが出来ます。
        (抗菌性繊維、織物・・・も可能です)


          ## MOG-A1菌の各種安全性を現在検査しております。

                           
   
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    2019年1月14日
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                      PLA樹脂開発について

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